最初の噺の選び方

比較的登場人物が少ないもの、二人の会話が中心の内容の噺を選ぶ方が、取り組み易くなります。

道灌、道具屋、かぼちゃ屋、金明竹、たらちね、

 

 

 

 

 

 

じゅげむ、居酒屋、芋どろ、浮世床、牛ほめ、代り目、看板のピン、

三方一両損、親子酒、長短、手紙無筆、天災、厩火事、湯屋番、権助魚、

等が、登場人物が少なめの噺の代表的なものです。

 よく、前座噺と、言われますが、決して噺自体は簡単ではありません。

落語は言い回し、テンポ、音程が、重要です。テンポ等が、習得できればいろいろな噺をマスター出来る様になります。そのテンポを比較的習得でき易い噺が前座噺として、理解すべきです。

私たちは決して玄人の噺家を目指している訳ではありませんから、一つの噺を何度も高座に掛ける方が、上手になる近道です。

 また、出来るだけ市販のCD、DVDで憶えられる方が望ましいです。

文章で憶えるとテンポが取りにくくなります。札幌市内で比較的落語CDを揃えている店はコーチャンフォーです。また図書館でも借りる事ができます。札幌市立図書館は保有していないものであれば申請すれば取り入れてもらえる可能性が、あります。