showmのブログ -13ページ目

時代の半周先に


昨日、電車に乗っていた子が


携帯で


携帯小説らしきものを書いてた



君が何もできないなんて嘘だよ


そんなの自分で気づいてないだけだよ


そのコンプレックスから抜けだして


明るい光のもとに一緒に行こうよ。




そんなことが書いてあった




だからぼくは

力いっぱいにその子の顔を殴って



床に落ちた携帯を逆さまに半分に折って


次の駅で降りて、



走って



走って



走って




見知らぬ公園の真ん中でようやく一息ついて




ここで思いきりゲロを吐きたいと


思った

東京ブロンクス

ブロンクスというのは

NY隣の治安の悪い地域


ヒップホップ誕生の地と言われている




治安が悪い

ということは、人間に緊張感と、何かに真剣に向き合う力を

与えることになるのかもしれない




ブラジルの貧民街でサッカーのスターが生まれるように。




とにかくヒップホップは


治安の悪い中で


ギャングたちのものとして生まれた




それは次第に広がって


ギャングスタではないラップが生まれ



人々はそれをビルボードや


トキオホットワンハンドレッド


で耳にするようになった



ケツメイシやグリーンやファンモンの前に



血まみれの闘争があり



その血と暴力の名残が微かなスパイスとして


POPの土壌を作る





闘争のない東京には

東京ブロンクスが。



頭とセンスに優れた人が


そんな血と暴力の匂いに憧れを持ちながら


クラブでアナログをかけたとこで始まる




物事の始まりと


血と暴力と治安のつながりが



いまは、どこで


起こっているんだろう?





タイニーパンクスをすごいと思った日に。

登場人物のいない小説

バスに乗るたびに、いつも後ろに座ろうとしてしまうのは小学生の遠足の頃からの癖で、

その日も、意識もせずに後ろの席が空いてるかを確かめるように視線を動かしただけのはずだった。


ショートカットの髪を少し横に流して

夏というにはまだ早い中で、ノースリーブでいる彼女の姿が目に入る前までは。



仕事柄、土日にイベントなるもののために渋谷に出ることが多い僕は、いつも自宅近くのバス停から渋谷駅63系統の京王バスで移動している。


電車に比べれば空いていて、大体は座れるし、ごみごみとした駅を介さずに目的地に着けるのが気に入っていて、ここ最近はなるべくバスを使うようにしている。