正月明けは「酒蓋集め」シーズン! | 台場一丁目商店街プロデューサー久保浩の    昭和ダイアリー

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レトロブームの仕掛け人久保浩が「昭和」の時代の古き良き、暖かな日本人の心を伝えてまいります。

昭和40年代。小学三年か四年ぐらいの時でしたが、酒蓋(さけぶた)
を集めるというのが子供たちの間で大ブームになりました。ひょっとした
らこのブームは地域限定かも知れませんが・・・。

昭和レトロ製作委員会         台場一丁目商店街自治会長     久保浩の平成と闘う日々
 
酒蓋を使って何をするかというと、いわゆるメンコと一緒で、自分の持って
いる酒蓋で相手の酒蓋をひっくり返すと勝ちという遊びをするんですね。
当然勝ったら相手から貰うのです。
 
近所に大きな酒屋が何軒かあり、忍び込んで空き瓶に付いている蓋を
貰って(盗んで?)来るのです。特にお正月明けは空き瓶も沢山あった
記憶があります。沢山飲むからでしょうね。

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上の写真にもあるように「大関」「白雪」というお酒は一般的な銘柄だから

希少価値は低いんですが、「剣菱」とか今まで見た事も聞いた事もない

ような銘柄の酒蓋を持っていると、それだけでみんなに自慢できたんですね。

 
お酒なんか飲んだこともない年代でも結構銘柄を知っていたもんです。

当時はホントにレアものの酒蓋にはさわっちゃいけない、っていうくらいの
価値があったんですよね

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酒屋さんからきっとクレームが有ったんでしょうが、学校ではこの遊びを禁止
し、酒屋さんも中に入れないようになりました。

 

この遊び知っていますか?
 

 

ご一読ありがとうございました!


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