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オリコン
吉永小百合“息子”二宮和也との別れ惜しむ 「隠し子」の声に「実は…」
女優の吉永小百合
、人気グループ・嵐
の二宮和也
21日、都内で行われた映画『母と暮せば』大ヒット御礼イベントに出席した。同作で二宮が演じる浩二の母親を演じた吉永は「会ったその日から『私の息子』という思いになっている。ただ、映画の中だけなので、かわいい浩二、和也さんとはきょうでほとんどお別れになってしまうので、さみしさをかみしめています」と息子との別れを惜しんだ。
8月に行われた記者会見では、互いを「和也さん」「小百合さん」と呼び合うほど仲良しだったという2人。今月12日に公開され、この日は大ヒット御礼舞台あいさつとなったが、二宮も「なかなか会う機会がなくなっていくので、さみしくなるのは一緒」と同調し、「息子だと言ってもらえて、いろんなことを経験させていただいた。身に余る光栄」と感謝した。
登壇した山田洋次
監督も「お二人とも雰囲気が似ていて、長い間屋根の下で暮らしてきた感じが最初から漂っていた。顔も似ていますね」とコメントすると、吉永と二宮は照れ笑い。すると、観客席から「隠し子!」と声がかかり、吉永も「実は…」と笑顔で悪ノリし、会場を沸かせた。
この日は、ラグビーの五郎丸歩
選手からビデオメッセージが届いた。ラグビーファンの吉永は、毎年母校・早稲田大学のラグビー部に“牛一頭”を差し入れしており、五郎丸選手とは在学中からの顔見知り。吉永は、五郎丸選手から「今もなお、牛一頭を差し入れしていただき、ありがとうございます」と感謝されると、「こんなに人気になってもチャラチャラしないで本当にご自分のことを持っている方。メッセージくれてうれしい」と照れながらも喜んだ。
劇作家・井上ひさし
さんの代表作『父と暮せば』の対となる作品を制作したいという思いを引き継いだ山田洋次監督による初のファンタジー作品。1948年8月9日の長崎を舞台に、助産婦の伸子(吉永)と、原爆で亡くしたはずの息子・浩二(二宮)の亡霊の奇妙な交流を描く。
映画.com
吉永小百合&二宮和也、ラグビー五郎丸歩からのメッセージに感謝
井上ひさし 氏による戯曲「父と暮せば 」を基に、長崎に暮らす伸子と原爆で亡くなった息子・浩二の不思議な日々を描いた。21日現在で観客動員60万人、興行収入7億円を突破したことを祝し、この日は吉永と同じ早稲田大学出身のラグビー選手・五郎丸歩からのビデオメッセージが到着した。
大のラグビーファンである吉永が、同大学ラグビー部に毎年“牛1頭”の差し入れを贈っていることから、五郎丸選手は「ラグビーの母として吉永さんと接する機会があったことを、嬉しく思います」と謝辞を述べる。
そして、「母と息子の温かいやり取りを見て、吉永さんは“日本の母”なんだなと感じました」とコメントが寄せられると、吉永は「大学のころから知っていますが、こんなに人気者になってもチャラチャラしないで、自分を持っている人。お忙しい中でコメントを頂けて、嬉しいです」といい、首を伸ばしてスクリーンを見上げていた二宮も、「こんなに長いこと、五郎丸選手を見上げることはなかったです。本物は大きいもんだなと、びっくりしました」と独特の表現で感謝していた。
今作はぴあの「初日満足度ランキング」で第1位を獲得しており、吉永と二宮演じる親子の情愛に評価が集まった。山田監督が「おふたりは雰囲気が似ていて、長年同じ屋根の下に暮らしたふたりなんだと、最初から文句なく漂っていた」と太鼓判を押すと、吉永は「会ったその日から、私の息子という気持ちになっていました」とニッコリ。その一方で、「それは映画の中だけなので、今日が二宮さんとお別れになるかもという寂しさを、しみじみとかみ締めています」と残念がり、二宮も「息子だと言ってもらえて、いろんなことを経験させていただきました。小百合さんが仰っているように、寂しくなるというのは一緒です」と明かしていた。
また、「親子で見に行きたい」という声も多く寄せられており、吉永は「私の知り合いの方で、お父さんと8歳のお嬢さんと見てくださった方がいます。ご自身とお嬢さんが同じところで泣いていたそうです」と告白。さらに、二宮も「僕と同じ若い世代からも、『親と見に行きたいと思った』という感想をいただきました。この映画が持っている強さだと感じます」と語っていた。
シネマトゥデイ
嵐の二宮和也が21日、都内で行われた映画『母と暮せば』大ヒット御礼舞台あいさつに、吉永小百合、山田洋次監督と共に出席。二宮は吉永をめぐり、ラグビーの五郎丸歩選手へのジェラシーをむき出しにした。
本作は、終戦後の長崎を舞台に、原爆で死んだ息子・浩二(二宮)と母親・伸子(吉永)の日々を、儚くも優しく描いた山田監督初のファンタジー作品。これまでの舞台あいさつでもラブラブな姿を見せている吉永と二宮は、この日も山田監督から「お二人とも雰囲気が似ていて、(劇中)長年同じ屋根の下で暮らしてきた二人なんだなという感じが最初から漂っていた。顔も似ていますね」と言われ、仲良く照れ笑い。
しかし、本作でのイベントはこれが最後とあり、吉永は「会ったその日から“私の息子”という思いなんですけど、可愛い和也さんと今日でお別れになってしまうという寂しさをしみじみと噛みしめています」としんみり。二宮も「身に余る光栄なことでございます。息子と言ってもらえて、いろんな経験をさせていただきました。これから会う機会はなくなっていくと思うので、寂しくなるのは一緒ですね」と胸中を語った。そんな中、客席から「隠し子!」と声が上がると、吉永が「実は……」と冗談で交わす一幕もあった。
今月12日より公開され、40万人を超える動員数で大ヒットスタートを切った本作を祝い、舞台上ではこの日、黒柳徹子、北斗晶からのコメント、ラグビー五郎丸選手からのビデオレターも紹介された。吉永と五郎丸選手は同じ早稲田大学出身で、吉永は毎年夏、同学ラグビー部に牛一頭を差し入れしているという。
そんな縁もあり、五郎丸選手は「“ラグビーの母”としての吉永さんと接する機会があったことを嬉しく思っています」と感謝すると、「吉永さんは“日本の母”なんだな、という感じもしました」と本作の感想も明かす。それを受けて吉永は、「こんな人気者になってもチャラチャラしないで自分のことをしっかり持っている人で(変わっていないことが)うれしいです」とにっこり。吉永からこぼれる笑みを目の当たりにした二宮は五郎丸選手に嫉妬したのか、「“私の母”です!」と強調し、会場を沸かせた。
映画ナタリー
「母と暮せば」二宮和也、吉永小百合をめぐり五郎丸歩に対抗「私の母です!」
12月12日に公開された本作は、本日までに60万人の動員を記録。初日舞台挨拶にて「きれいな服を着てきれいな髪の毛にしてもらってテレビや雑誌、新聞に出ていた毎日が終わってしまうんだと思うと寂しい」と話していた二宮は、「またこうやってきれいな格好で皆さんの前に出られるのは、映画が大ヒットしたからこそ。皆さま方のおかげだなあと思っております」と笑顔を見せる。
山田は吉永と二宮の演技について、「お2人とも雰囲気が似ていた。長年同じ屋根の下で暮らしてきたような雰囲気が、最初から文句なく漂っていたので、これはいいなと思いましたね」と振り返る。さらに「顔も似てますね」と添えると、恐縮した二宮はペコリとお辞儀する。それを受け吉永が「会ったその日から私の息子という気持ちでおりました。でも映画の中だけなので、このかわいい和也さんと今日でお別れになってしまうのが寂しい気持ちです」と心境を明かす。二宮が即座に「身に余る光栄なことでございます! いやあうれしいですね、息子だって言ってもらえるなんて。小百合さんがおっしゃったように、今日から会う機会がなくなっていくと思うと寂しいです」と賛同すると、山田は「スタッフもみんな二宮くんのことが好きだったから、最後の撮影の日は寂しかったですね」と話した。
ここで、本作を観た著名人から届いた感想コメントが読み上げられた。黒柳徹子の「さすが“寅さん”の監督! 長崎の原爆を重苦しくなく、母との愛情を描きながら、本当に一瞬にして何もかもなくなる悲惨さを表現した」という感想や、北斗晶の「今日(息子の)健之介に付き合ってもらって観た」「健之介も何か得るものが絶対にあったと思う」という言葉を受け、登壇者たちも感謝を述べる。続いて、ラグビー日本代表の五郎丸歩からもビデオメッセージが。早稲田大学ラグビー部時代に、卒業生である吉永から牛1頭の差し入れをもらったという五郎丸は、「“ラグビーの母”としての吉永さんと接する機会があったことをうれしく思います。おばあちゃんの故郷が長崎ということもあり、この映画を観ておばあちゃんに会いたくなりました。
また(劇中の)温かいやりとりを観て、吉永さんは“日本の母”だなといった感じがしました」という言葉を贈る。吉永は「こんなに人気者になってもチャラチャラしないで、偉いですね。でも、ちょっと恥ずかしくて……(笑)」と照れ笑いを浮かべる。すると二宮が「(吉永は)私の母です!」と五郎丸に対抗。さらに巨大スクリーンに映し出された五郎丸の姿について「大きいもんだなあ、本物は!」とジョークを飛ばした。
最後に山田は「この映画を観て、家族や親子について、また戦争を含めた日本の歴史について話し合ったり、本を読んでみようかという気持ちになってもらえたら、作者としてこんなにうれしいことはございません」と話し、舞台挨拶を締めくくった。
デイリー
スポニチ
吉永小百合 雰囲気そっくり息子役、二宮和也は隠し子!?「実は…」
同映画を見た観客から2人は「顔も似ている」という感想を寄せられたことを知ると「お顔も似てますね」と同調。吉永も「今日で和也さんとお別れになってしまう寂しさを感じています」としみじみ語ると会場から「隠し子!」という声も飛んだ。すると吉永が「実は…」と切り出し、会場の笑いを誘った。
吉永から“隠し子”だと告白を受けた二宮は「身に余る光栄なことでございます。うれしいですね。息子だ息子だって言ってもらえて」と喜んでいた。