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二宮和也、吉永小百合の絶賛で改名?「フェアリー和也にします」
女優の吉永小百合
と嵐
の二宮和也
が22日、都内で行われた映画『母と暮せば』(12月12日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに登壇。劇中で親子役を演じ、吉永は「二宮さんはリズム感がすごく良かった」と“息子”の演技を絶賛した。
同作は、劇作家・井上ひさしさんの代表作『父と暮せば』の対となる作品を制作したいという思いを引き継いだ、山田洋次
監督初のファンタジー作品。1948年8月9日、長崎で助産婦として暮らす母(吉永)のもとへ3年前に原爆で亡くしたはずの息子(二宮)がひょっこり現れ、二人で楽しかった思い出話や、残していった恋人の話をして過ごすというストーリー。
撮影時のエピソードについて、吉永は「山田(洋次)監督から難しい注文が出るんですけど、二宮さんはひょっと受けとめて次のテストではできるようになっていた」と回顧。「リズム感がすごく良くて、男性なんですけどフェアリー(妖精)のようにファっと演じられていました」と手放しで賛辞を送った。
母の言葉に二宮は「即刻、フェアリー和也に改名しようと思います」と照れ笑い。「すごくお優しい方で、嵐の番組も毎週観てくださって『先週はあぁだった、今週はこうだった』という感じで話してくださるので、フェアリーの情報がどんどん更新されていく」とさっそく自ら使ってみせて、会場を笑わせていた。
舞台あいさつにはそのほか、黒木華
、浅野忠信
、加藤健一、本田望結
、山田監督も登壇した。
映画.com
二宮和也、吉永小百合の絶賛で改名決断!?「フェアリー和也に」
山田洋次 監督の通算84本目となる最新作「母と暮せば 」の完成披露試写会が11月22日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、山田監督をはじめ主演の吉永小百合 、二宮和也 、黒木華 、浅野忠信 、加藤健一 、子役の本田望結 ちゃんが舞台挨拶に立った。
約3カ月の撮影を経て、7月15日にクランクアップを迎えた今作は、12月12日の全国公開に向けて編集に取り掛かっていた山田監督。このほど完成にいたり「この1年かけまして、ここにいらっしゃる俳優さん、大勢のスタッフと心をこめてこの映画を作りました。皆さんにとって納得のいく映画になればいいなと、今日はドキドキしています」と心境を語った。
映画は、作家・井上ひさし 氏が、広島を舞台にした戯曲「父と暮せば 」と対になる作品を、長崎を舞台に作りたいと願っていたことを知った山田監督が、終戦70年の節目にあたる今年、松竹120周年記念映画として製作。終戦3年後の長崎に暮らす伸子の前に、原爆で亡くしたはずの息子・浩二が現れる。浩二は元恋人で小学校教師の町子(黒木)を諦められないでいた。母子の奇妙で特別な時間は永遠に続くように見えたが…という設定だ。
5度目の山田組となった吉永は、「今回が一番迫力があって、怖いくらいでした。1カット、1カット集中していらして、私も緊張しっぱなしでした」と撮影を述懐。さらに、「3年前に子を失った母として、どういう思いでいるかを話して聞かせてくださいました。ちょっとした仕草として、ため息が出る。どうしたらいいか分からない悲しみを演じさせていただきました」と客席に訴えた。
また、息子役を演じた二宮を「天才」と称していた吉永だが、この日も「監督から難しい注文が出ても、ひょいっと受け止めて次のテイクで出来てしまう。軽やかで、男性だけどフェアリーのよう」と絶賛。すると二宮は、「即刻、改名しようと思います。フェアリー和也に」と軽妙な語り口調で場内を和ませ、「すごくお優しい。フェアリーの情報が更新されていくんですよ。撮影中でも『嵐』の番組を毎週見てくださって」と“母”吉永に最敬礼だった
Movie Walker
山田洋次監督初のファンタジー映画『母と暮せば』(12月12日公開)のレッドカーペットセレモニーと完成披露試写会が11月22日に丸の内ピカデリーで開催され、吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、加藤健一、本田望結、山田監督が登壇。吉永と二宮がお互いの印象を笑顔で明かした。
本作は、終戦後の長崎を舞台に、原爆で死んだ息子と母親の日々を儚くも優しく描く物語。山田監督にとって、「亡霊を描く」というファンタジー作品は初めてのチャレンジだ。山田監督は「『雨月物語』という大傑作があって。何度も見ては『こんなふうにはならないな』とため息をついたりもしたんだけれど、今はCGという技術が大変発達していますからね。CGという技術をどううまく使いこなせば、亡霊という表現をより魅力的にできるのか考えた」と新たな試みへの苦労を語った。
吉永は、親子役として初共演を果たした二宮について「天才」と大絶賛。「監督から難しい注文が出ても、ひょいとそれを受け止めて次のテストではできてしまう。軽やかですし、リズム感がいい」と感心し、「男性なんですけれど、フェアリーのように役を演じられる」と二宮を“フェアリー”と重ね合わせた。山田監督や会場からも笑顔がこぼれる中、二宮は「即刻、改名しようと思っています。フェアリー和也に」と宣言。会場を大きな笑いで包み込んだ。
一方の二宮は「すごく優しい方」と吉永についてコメント。「フェアリーの情報が毎週、毎週、更新されていくんです。嵐の番組とかも毎週見てくださったりとか、先週はこうだった、今週はこうだったと言ってくださる。さすがだなと思いました」と常に気遣いを見せる吉永の姿勢を、尊敬しきりだった。
また劇中で、黒木が二宮の鼻をツンと指でさすシーンが、“鼻ツン”と呼ばれる新たな胸キュンシチュエーションとして話題となっている。黒木は「フェアリーの顔が間近にあると緊張しちゃいますね」と早くも“フェアリー”を取り入れながら、撮影を述懐。山田監督からは「もうちょっと近づいて。ギリギリまで近づいて」と演出を受けたというが、黒木は「鼻ツンは女性からできるものなので、ぜひ使ってください」とアピール。会場の笑いを誘っていた
映画ナタリー
「母と暮せば」二宮和也、吉永小百合の言葉を受け“フェアリー和也”に改名
山田は「ここにいる俳優さんたちや、僕含めたスタッフみんなで心を込めて作りました。皆さんにとって納得のいく映画になっていればいいなと胸がドキドキしています」と挨拶。そして二宮は自らの役どころについて「亡霊なんですが、決して悪い亡霊ではないので! いい亡霊として出てきますので!」と説明して笑いを誘う。
吉永は、今回共演した二宮を“天才”だと感じたとのこと。「監督から難しい注文が出るんですが、それをひょっと受け止めて次のテストではできちゃうんです。軽やかですし、リズム感がよくて……男性なんですけどフェアリーのようにふわっと演じてくださいました」と吉永から絶賛されると、二宮は「“フェアリー和也”に即刻改名しようと思います!」と即座に答える。そして休憩中に吉永とどんな会話を交わしたのか聞かれた二宮は、「(吉永の中の)“フェアリー”の情報が毎週毎週更新されていくんです。嵐の番組も毎週観てくださったりとか」と、早速一人称に“フェアリー”を使って説明。さらに劇中に登場する、鼻をツンと指す“鼻ツン”の演技について尋ねられた黒木は「やっぱり“フェアリー”の顔が間近にあると緊張しちゃいますね(笑)」と冗談を重ねた。
ここで司会から、「亡霊でもいいから会いたい人は?」という質問が。山田は「亡くなった妻」、吉永は「父」、黒木は「太宰治」、浅野は「自分の本名と同姓同名の武将、佐藤忠信」と順に答えていく。二宮はしばらく悩んだ末に「松竹の映画第1号の現場を見てみたい」と回答したほか、本田が「私が生まれたときから飼ってたワンちゃんが、4年前くらいに亡くなっちゃったので……」と涙を流してしまう一幕も。
この試写会は、特別に本作をフィルムでスクリーンにかけるというもの。イベントの終盤に山田は、「僕はどうしても(デジタルよりも)フィルムのほうが好き。だからこの映画もフィルムで撮影しました。それをデジタルに変えて全国で上映するんですけど、1本だけ作ったフィルムのプリントを観たら、絵も音も素晴らしいんですよね。それで、ふと今日の上映会はなんとかフィルム上映にできないだろうかと思って」と、この上映に対する熱い思いを明かす。最後に「この映画をフィルムで観ることができるのは皆さんだけなんじゃないかと思っております。期待に添えるような素敵な画面になっているはずです」と力強く語った。
まんたんWEB
吉永小百合:共演の嵐・二宮の演技を絶賛 「フェアリーのよう」
スポニチ
吉永小百合、息子役の二宮和也を称賛「天才、フェアリーのよう」