芳麗センパイ教えて!恋愛サプリ



恋愛サプリ ♡3



ドラマ「弱くても勝てます」にすでに夢中。

こんにちは、芳麗です。

先週土曜日から始まった、ニノの新ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」は観ました?

第一話には、冒頭からラストまでたくさんの旨味、面白味がつまっていました。

笑いながらも泣けてくる。

笑える場面と泣ける場面がキッパリ分断されているのではなくて、
笑いと泣きの感情を何度も行き来している感じ。
いろんな要素や感情が溶け合っているところが豊かで面白いなと思いました。

笑いと泣きの相乗効果で、ドラマにどんどん引き込まれて感情移入。
鑑賞後は、涙をぬぐったり鼻をかんだりしたティッシュで
テーブルの上に小さな山ができていました。ふぅ。

まだ観ていない方へ少しだけあらすじを説明します。

ニノ演じる青志は、東大を出て研究職についた超エリート。
でも、とある事情によって、母校の高校教師を1年間限定で務めることに。

クールで理屈っぽくてひねくれている青志は、
教師をやることにも納得がいかないのに
なんと、超弱小の野球部の顧問を任されることに!


最初は、「野球なんて無駄だ!」と逃げ腰だった青志だけど、
実は、高校時代は野球部に所属していた。

そこで青春にしても苦すぎる思い出を味わっていて、いまだに忘れていない。

胸の奥でトラウマとともにくすぶっていた小さな火種のような“野球”への思いは、
自分の高校時代を思い起こさせるヘタレな高校生たちや、
ライバル校と出会うことで、いつしか大きな炎になっていきます。

青志という人は、相当に面倒くさくて複雑な人物だと思うのですが……
そこはニノ!

役者としての技量や理解力はもちろん、
ニノ自身の複雑さや面白さともリンクしていて、
とても魅力的で面白い人物として成立していました。

クールに見えて、情熱的。

ひねくれ者で正直モノ。
頭の回転が速くて弁がたつ(詭弁すらも通せるくらい)

(ニノ……ではなく、青志のことですよ!)



ほかの役者さんたちも人間味あふれていて味わい深い。
福士さんの不器用なたたずまいは、みんなの共感と愛を集めることうけあいだろうし。

有村さんは、圧倒的に可愛いだけじゃない。

青志先生を「青志くん!」とさらりと呼んでどきっとさせてくれる器に感動。
荒川良々さんは、ニノと並んでいるだけで絵になる。
もっとかけあうともっと面白いだろうなと、今後に期待。


そして、何といっても薬師丸ひろ子さん! 
トボけているけれど、鋭くて、愛が深い。
薬師丸さん演じる楓が存在するだけで、あの場(喫茶店)があるだけで
ドラマの面白みが何重にも増える。


もちろん、それぞれの役者がハマる人物像を作り上げた、
脚本家や演出やプロデューサーなどの制作陣も素晴らしいなと。


最後にもうひとつ。

このドラマって人物像やストーリーと同じくらいセリフも魅力的です。


「苦手と下手は違います。
苦手とは自分でそう思ってるってことで
下手は客観的に見てそうだってことです」
(赤岩が青志に野球への思いを打ち明けるシーンにて)


「野球なんて無駄だ。
こんなものやったってやらなくたって同じだよ。

でもな この大勢に支えられた無駄は単なる無駄じゃない。
これ、偉大なる無駄なんだ。
無駄だからこそ勝ち負けにこだわることができる」
(青志)

「おそらくお前たちは弱いまんまだ。でも勝つ
むしろ弱いまんまで勝つその方法を考えよう。
弱くても勝てるんだっていうことをいっしょに証明してみせようじゃないか!」
(青志)

さりげなくもハッとしたり、胸熱だったり、
ワクワクしたりするセリフが随所に散りばめられていています。

個人的には、楓さんの「勘よ!」「いいなぁ♡」
といった、絶妙な空気感のひとことセリフも好き。

普遍的でありながら新鮮な青春ドラマだなと。


次の展開が待ちきれないのはもちろん
もっとこの人たちを観ていたくなる。
この世界の中に浸っていたくなる。
そして、そんな視聴者の希望は、3カ月間は叶うわけです!

これって、連続ドラマならではの醍醐味ですよね。

今夜の第2話も楽しみです!