『放課後』

『卒業』

『白馬山荘殺人事件』

『学生街の殺人』

『11文字の殺人』

『十字屋敷のピエロ』

『眠りの森』

『宿命』

『変身』

『仮面山荘殺人事件』

『天使の耳』

『ある閉ざされた雪の山荘で』

『同級生』

 

 

『天使の耳』を除いて、講談社文庫東野圭吾の作品を順番に読んできて、今度は『同級生』。

 

 

『ある閉ざされた雪の山荘で』からだいぶ間が開いた。それはなぜかというと、いつどのようなシチュエーションで本を読むのかが、変わったからに他ならない。

 

自宅で本を読むことをせず、自宅を出て公園の木陰にアウトドア組み立て式チェアを持ち出して、午後のひとときを過ごすようにしていた。そのとき何をするのかというと、本を読む。

 

そうして週1くらいだろうか、一回ではそれほど読み進まないまま中断する。これを繰り返していると、読み終わるのに一ヶ月くらいかかった。

 

長い間読み続けていると、「あれ~、前のほうはどうだったかな」などともう一度読み直してもいた。ま、そんなことはどうでもいいか。

 

 

文庫本の裏表紙

修文館高校三年の宮前由希子が交通事故死した。彼女は同級生・西原壮一の子を身ごもっていた。それを知った壮一は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。事故当時、現場にいた女教師が浮上するが、彼女は教室で絞殺されてしまう。著者のターニングポイントとなった傑作青春ミステリー。

 

 

高校三年生の群像劇。高齢者になってから読む方が珍しいだろうと思うけど、仮に高校生、大学生の頃に読んだとしたら、どれ程の衝撃を受けただろうか。夢中になって読んだに違いない。

 

 

今でも夢中になって読んでいるけど・・・。