列車の窓から神社が見えたので、ちょっと寄り道。
鳥居に八幡神社と記してある。
大昔から地元の人たちに親しまれてきたはず。
境内は、古ぼけてはいるが、隅々まで祓え清められている。
日本人の魂の故郷。
神社から氷川の土手が見える。
線路沿いに歩いて行くと、道端に菜の花が咲いている。
春の野草も咲いている。
気持ちが好いなぁ。
氷川に架かるJR鹿児島本線の鉄橋と道路の橋が並ぶ。
氷川の河川敷は草茫々。
いつもこのブログでレポートしている立神狭里地公園が上流にある。国道3号線、そしてJR鹿児島本線の間は、もうほとんど高低差がなくて、水の流れが緩慢なのだろう。
上流の山並み、そして小中学校の高架に謳われる竜峰山が見える。学生時代に読んだ宮崎康平『まぼろしの邪馬台国』の記述によれば、この一帯を“ここみ”と呼ぶ。“ここみ”が転じて鏡になる。(続く)