8/14(日) 産山村ヒゴタイ公園。
オミナエシ(女郎花)を見たところで、秋の七草を探してみようと思い立つ。
秋の七草とは、古来、萩、尾花(芒)、葛の花、撫子、女郎花、藤袴、朝顔の花といわれてきた。今は、朝顔の代わりに桔梗を入れている。
ということでまずは萩の花を探す。前に来たときあった場所に行ってみる。
歳時記より
萩
古来、秋の七草の第一に置かれているが、厳密には草ではなく低木である。しかし山野の草叢に優しい色を点ずる山萩は、やはり七草と呼ぶにふさわしい。庭萩のこぼれながら咲き続けるのも可憐。種類も異名も多い。萩散る。こぼれ萩。萩の戸。萩の宿。萩の主。萩見。乱れ萩。野萩。萩原。白萩。真萩。小萩。
一つ家に遊女も寝たり萩と月
芭蕉
以上は歳時記の丸写しだけど、自分のなすべきことは、ただ萩の花を探すこと。
整備の行き届いている公園内において、萩の花があるのは道路沿いの斜面であり、むしろ手入れがなされていない場所。その自然な在り様が萩の花にふさわしい。まだ花が咲くには早すぎるのか、青く茂る葉のみ。
川のあるほうに下っていくと、少し花を咲かせている萩があった。
(続く)












