7/18(土)法華院温泉山荘の朝食は7時30分に指定。

 

 

その前に洗面を済ませ、ザックの中身を整え、喫煙も済ませて準備万端。食事を済ませれば、その足で平治岳(ひいじだけ)を目指す。

 

2日目をどのように過ごすか。

来る前に何も決めていなかった。

スガモリ越に出て三俣山に登ろうか。漠然とそのように考えていた。ところが、7月豪雨によりスガモリ越は通行不可。それならせっかくのチャンスだから大船山(たいせん)もしくは平治岳。

どちらかにしようか迷ったが、大船山には一度登ったことがある。坊ケつるから平治岳に登ったことがない。それで平治岳にした。

 

 

山荘から坊ケつるへ、朝日を浴びながら歩くのは気持ちがいい。坊ケつる登山口から平治岳登山路を歩き始める。

 

 

まぁ、石がごろごろして歩き難いこと。しばらくはぬかるみ道なのだ。そのぬかるみ道を少しでも歩きやすくするために敢えて石を置いている。だから歩き難いと石に文句を言ってはならない。

 

 

それどころか“一人一石”なる標語の下に登山者がぬかるむ道に石を運ぶよう勧められている。これが木道を設置してある湿原まで続く。湿地を抜け出して登り坂になると、いくつか枯れ沢があるが、登山路が分断されている箇所は沢に入り、石を踏んで渡る。

 

 

いよいよ大戸越(うとんこし)までの急登が始まると、土石流に襲われ荒れたまま放置されている。道に迷わないよう張り巡らされたロープと所々の木の枝に巻かれている赤いテープが道標。ロープとテープがなければ、道に迷わず先へ進むことはできない。

 

 

大戸越にたどり着いてホッと一息。(続く)

 

 

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