4/5(日)目丸山登山で出会ったのは辛夷の花。

 

落石が所々に転がっている狭い道を、青石登山口に向けて車を走らせている。すぐそこに登山口がある。するとどんよりとした曇り空を背景にした白い花を目にする。

 

ハクモクレン(白木蓮)はすでに花を落とした。ならば、辛夷(こぶし)ではないか。

 

 

気温6℃。

灰色の空と灰色の花。

ぼやけた感じ。

美しいとは思わないけれど、辛夷の花に似合うような気がする。

 

千昌夫の歌にあるではないか。

♪辛夷咲くあの丘北国の

  ああ北国の春

 

 

目丸山登山を始めると、最初の急坂を登り切り、なだらかな山体を歩き始めたとき、辛夷の花を見た。曇りから少し雲の晴れ間がのぞくようになった。

 

 

下山するときはすっかり晴れたので、青空を背景にした辛夷の花を見ることが出来た。

 

実はこれまで辛夷の花をしっかりと見たことがなかった。ハクモクレンと辛夷の区別がつかなくて、なんとなく見たことがあるのだと思うけど、「これが辛夷だ」と思って見ていなかった。カタクリの花を見ることができなかったけど、その代わり、辛夷の花を見ることができた。(続く)

 

 

 

 

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