2/2(日)ホタクボンヌさん原作のミュージカルが“ウイングまつばせ”にて上演された。無料チケットを添えて案内があったが、これを欠席した。
文芸誌「しらぬい」の会、それから派生した「朗唱の会」を退会したからである。
気が重くなるけど、なぜ退会したのか、けじめとして書き記しておこう。
宇城文芸誌「しらぬい」の会退会に先立ち、いくつかのゴルフ同好会を退会して数年になる。「宇土あつまる会」「弁慶クラブ」を退会。「宇医会ゴルフ」だけが残すところ、あと1年。不知火町ゴルフ協会は自らの意思にかかわらず解散したので、正直なところホッとした。
これらに続いて文芸誌「しらぬい」の会の退会である。離婚と同じかどうかは知らないけれど、退会するにはそれなりのエネルギーを要する。
「なぜ、やめるのか」
という反発があり、その理由を説明しなければ納得してもらえない。何事も時間が経てば、前からそうだったようになるのだけど、それまでの間が少し厄介である。
なぜ、やめるのか。
これに対する答えは共通している。
負担を軽くして楽になりたい。
自分の時間を大事にしたい。
何もかも精力的にこなしていく気力、体力がなくなった。
高齢だから。
それでは納得してもらえないのだ。
なぜなら他の会員は“がね”よりも高齢者ばかりだから。
だから困る。
それ以上の理由をあげるとなれば、誰かと一緒の時間を過ごすのが嫌だから、と言わなければならなくなる。ま、極力他人様の悪口を言わないほうがいいので、それは言わない。
人はそれぞれの信条に基づいて生きている。そして、それぞれの信条は変えられない。その信条が相いれない場合でも、若いときは我慢してでも付き合いを続ける。しかし、残りの人生が少なくたった今、もうそのような我慢や辛抱をしなくてもいいのではないか。仕事や親戚づきあいは仕方がないとしても、遊びのつきあいは別だ。もうね、何事も楽なほうがいい。
これでは誰も納得しないだろうな。