12月第2週は、前週の忘年会で受けたダメージを回復させるべく、ひたすら安静に務めた。その甲斐あって、扁桃腺の腫れが引いた。ただし、安静というのは、高齢者にとって衰弱を意味する。じっとばかりしていてはいけない。何事も極端に走ってはならず、バランスをとることが大事である。
そうして迎えた12/14(土)。やっぱりまだ無理しないほうがいい。温泉に行こうじゃないか。
どこがいい?
南のほうがいいね。
ということで天草方面へと車を走らせた。
天気は曇り、夕方から晴れの予報。山のほうを見れば、すっぽりと雲に覆われている。海のほうを見れば、雲の晴れ間が見える。今回は上天草市大矢野どまり。遠出するつもりはない。長時間車の運転を避けたのである。
ふと思いついて野釜島に行ってみる。島に瀬戸平旅館というのがあって、もしかしたら入浴とか食事ができるのではないか。そう思ったけど、そうではなかった。旅館であるから宿泊あるいは食事の予約をしておけば可能かもしれないが、ふらっと立ち寄っても無理みたい。
島に架かる野釜大橋を渡り、島の道路を直進する。確か、民家のあるところで行き止まり。久しぶりなのでかすかな記憶しかない。広い駐車スペースのある民家の片隅に車を停めさせてもらい、何枚かの写真を撮る。
この時季、天草でよく目にするのは石蕗の花。庭に咲き、道端にも咲いている。(続く)














