2/3(日)午前11時から宇城文芸誌「しらぬい」の会総会及び懇親会が、不知火町松合「松錦館」にて行われた。事務局交代の件は、総会の「その他」において現任者の辞意表明と次期就任者の紹介と承認を得て、段取りどおりに運んだ。

 

一安心したところで、午後から懇親会。渡り蟹、蛸の煮物など、不知火の料亭「松錦館」ならではのご馳走である。隅っこの席にて同僚のシュウちゃんと内輪の話に終始した。

 

 

懇親会終了後、会員の旧姓松浦邸を訪問。

 

 

小雨まじりの中、松錦館から旧松浦邸まで徒歩で移動。

 

 

旧松浦邸は田の崎「阿波屋」(たんさきあわや)と呼ばれる。かつて酒蔵を営んでいた旧家である。建物は白壁土蔵造りで、明治7年に建てられ現存。歴史的に価値ある建物なのだ。

 

それにしても田の崎阿波屋を「たのさきあわや」と呼んでいたら、地元民は「たんさきあわや」と言う。もろ熊本の方言であるが、ごく自然に「たんさき」と言えないようでは、まだまだもぐりだな。

 

 

座敷に案内され茶を馳走になりながら、松浦家の歴史を伺う。この歴史的建物と一族の物語は、末裔としての誇りであり、後世に残したい文化遺産である。

 

 

なお、お土産には、節分の時季でもあり、大見産の大豆、あ、いや、落花生を使ったIA先生手作り豆菓子と、かつて不知火の特産品だったという黒糖を頂いて帰った。

 

 

 

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