上巻を読み終えると、間髪入れず下巻を先週末から読み始め、土日を通して1/21(月)に読了。

 

下巻は毛利方の主力村上海賊と織田方真鍋海賊との木津川の海戦が、アニメのワンピースのごとくに描かれる。

海賊どもの血沸き肉躍る活劇。

跳梁跋扈。

劇画調。

これに俳諧味というのか、ナンセンスギャグのようなセリフ回し。

アクションあり、涙あり、笑いあり。

ハチャメチャ。

 

 

その一方で史実や根拠に基づく冷静かつ客観的記述と巧みな人物描写を絡める。

村上海賊の娘・景(きょう)が魅力的。

そして真鍋海賊の主・七五三兵衛(しめのひょうえ)がそれにも増してぶっ飛ぶキャラ。

 

こんな本、探してもそうそうあるものではない。

2014年本屋大賞受賞。

第35回吉川英二文学新人賞受賞。

出版されてから5年ほど経過いるけど、色褪せずに輝き続けるのではないだろうか。

 

P.S.

それにしても雑な感想文だなぁ。

 

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