熊が食べるものは何だろう?

 

調べてみると、熊の種類で違うという。

 

北海道にいるヒグマなら肉食性で川をさかのぼるサケやマスを手づかみで食べる。ときには鹿を襲うとか人が食べられた例もある。

 

本州にいるのはツキノワグマで胸首に白い毛が三日月型である。これは本来は植物性の食事で木の実や新芽、何もないときは木の皮を剥いで食べる。両方ともミツバチやスズメバチの巣が大好き。甘いから。

 

ということのようである。

 

そこでこの写真。

 

 

ツキノワグマが剥いだ木の皮。木の皮を食べたのかもしれないが、皮を剥いだ木は粘着性があって、これに虫がくっついてしまう。それをツキノワグマが食べにくる。いわば熊の猟場なのだ。

 

これは餌がよく獲れる場所だったんだな。皮を剥いだ部分がだんだん大きくなった。

 

ちなみに熊避けに鈴を鳴らすのが知られているけど、実際につけて歩くとうるさい。ときどきステッキで音を立てると熊は逃げていく。山岳ガイドさんたちは

「何度も野生の熊と遭遇したことがあるけど、別に怖くない」

と言っていた。

 

 

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