五色ヶ原の伏流水が湧き出る籠尾清水。
ここでザックを背中から降ろして小休止。
トラノオがあった。これまで見たな中で最も大きい。こんなに大きいのがあるのかと驚いた。
そしてトリカブト。花は春、そして初夏、さらには秋に咲く。今は花の端境期。目立つような花が少ない。そんなときにトリカブトが目立つ。茎がす~と伸びて、葉が両側にあり、先端に花が咲いている。この種類のトリカブトを見たのも初めてである。
本格的なカメラを趣味とするEさんは、伏流水が湧き出て川になり水が岩にぶつかりながらしぶきをあげて流れる様子をカメラに納めようと熱心である。グッドショットが得られただろうか。石がごろごろしている川原の先端から引き返そうとしたとき、足を滑らせた。手にカメラを持っておりバランスを崩したが、何とか体制を整えたとき右足が川の中にズボリと入った。靴の中まで水浸しになったけれど、事なきを得た。
予備の靴下をザックに備えているはずがなく、濡れた靴下を絞って再び履くしかない。ゆっくりした時間を過ごして、ウォーキングのスタート。(続く)







