5/5(土)GWの終わりに仰烏帽子(のけえぼし)に出かけた。ヤマシャクヤク(山芍薬)が見ごろを迎えていたからだ。

 

盗掘防止のために設置された監視小屋のある第2駐車場に着くと、大型バス3台と普通車2台分の空きスペースがあった。

天気もよし。

 

 

登山口から歩き始めるとすぐにヤマシャクヤクの花が咲いていた。花の盛りを過ぎようとするところか。

 

 

ヤマシャクヤクは咲き始めが清楚で好きだという人が多い。開き切った花弁はだらしなく見えるのかもしれない。見る人サイドからの勝手な感想であるから、花からすれば「そんなこと知らないよ」と言いたくなるだろう。日当たりのよい場所では花弁が落ち、木陰に花が咲いていた。

 

 

山頂と仏石への分岐に至り、この日は山頂へ行くのをやめ、仏石の方に足を向けて歩き出す。その途中で5、6人のパーティーが昼食をとっていた。通り過ぎようとすると、

「こんにちは」

と声をかけられた。

「こんにちは」

と挨拶を返すと、その中の一人の女性から

「一人ですか」

「はい」

「一緒に食べていきませんか」

と誘ってもらった。

「ありがとうございます。もう少し歩きたいので先に行きます」

と通り過ぎた。

 

 

仏石に下る手前の開けた見晴らしの良い場所で昼食をとった。そしてヤマシャクヤクはこれ以上期待できないだろうと判断して引き返すことにした。すると、先ほど声をかけてくれたパーティーと行き違うようにして再び顔合わせ。

「また会いましたね」

再び同じ人が声をかけてくれた。開放的な印象の女性だった。

「お気をつけて」

おしなべて女性が陽気で男性が内気であるが、女性の明るさは男性のとって救いだなぁ。

稀に少々うるさく感じるときもあるけど・・・。(続く)

 
 

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