喜界島レポートを続けているが、まだ終わりそうにない。世間ではGWが終わり、多少の疲れを残しながらも日常に戻るところであろうか。季節の移ろいは早く、晩春からはや初夏になった。いつまでも4月中旬のレポートを続けていると、季節感のずれが生じる。喜界島レポートは備忘録であるからもう少し続けるけれども、一方で、身の回りのこともレポートしていきたい。ということで、朝は喜界島、夕は身の回りの出来事をとり上げていこう。
さてGWの初日、4/28(土)は阿蘇に出かけた。阿蘇中岳への登山道は東、南、西の3つがあり、阿蘇駅から行く東登山道は熊本地震後いち早く開通し、1年半くらいして南登山道も開通した。そして閉鎖されたまま残っていた西登山道が、ようやく開通した。GWでもあり車の渋滞に巻き込まれるかもしれないが、それでも阿蘇に行ってみたかった。
カミさんも少しは歩くことできるようになって、出かける気、満々の様子。といっても烏帽子岳や杵島岳に登る気はない。ま、歩ける範囲で気持ちよく散歩ができればいいか。阿蘇くまもとCC、ブルー・ビーで知られる葉祥明美術館までは行くことができたが、その先が閉鎖されていた。実際に西登山道を車で走ってみると、思ったほど車の数が多くない。まだ道が通れるようになったことを知らない人が多いのだろう。
久しぶりに米塚の道路脇に停車して写真を撮っていると、同じく米塚に来ていた夫婦と言葉を交わす。
「よかったですね。やっと開通しましたね。」
ニコニコ顔である。
「お、あった。」
ウマノアシガタ(馬の脚型)を見つけた。今年初めて見るアウマノアシガタだ。光を反射する光沢が風光る季節の到来を告げる。しかし出始めたばかりで、数は少ない。というかまだほとんど見かけない。これから一斉に咲き始めるだろう。写真を見るとピンボケばかりだったので、ボツ。
残念。(続く)



