国道3号線、かつての薩摩街道を車で日奈久温泉から八代市に向かう。

夕刻の同級生1月例会まで2時間ほどある。なんという気持ちのゆとりであろうか。何でもいいから時間つぶしをしていいのだ。

 

さて八代で時間をつぶすにはどこがいいだろう。

うむ、八代といえば球磨川ではないか。国道219号線の球磨川にかかる橋の下に球磨川河川敷スポーツ公園がある。八代スリーデーマーチやひな祭り駅伝などの催しが行われる。ソフトボールやサッカーの他にもウォーキングに訪れる。

よし行ってみよう。

 

 

国道3号線から球磨川の土手道に入り、河川敷グランドに至る。この付近で人吉方面から流れる球磨川が二股に別れのだが、球磨川と前川に別れる直前の球磨川河川敷。平日にも拘わらずウォーキングする人がいる。

 

河川敷を横切り、球磨川に向かうと、黒い鳥の群れが刈り取られた草原でエサをついばむ姿が見られた。黒鴨かな?大阪は淀川の写真を掲載するブロガー「みの」さんをまねて写真を撮ることにする。

 

 

歩いて近づくとさすがに黒い鳥たちは逃げるようにして球磨川の水面に向けて飛び立った。水面に浮かぶ黒い鳥はときどき水にもぐりエサを獲る。川の向こう岸には製紙工場の煙突が煙を吐きだしている。公害防止の観点から規制が強化されたことだろう。コストがかかるけれども、環境破壊に至っては元も子もない。熊本は水俣病という取り返しのつかない教訓がある。(続く)


黒鴨の群れ飛び立つや河川敷

 

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