1/14(土)午前中に熊本地震後の家屋補修工事の見積もりをお願いしていた工務店がようやく下見に来た。我が家は9か月間放置されていたことになるが、雨露しのぐことができればとりあえずそれでよい。
その間この工務店がぼやぼやしていたわけはない。ある人から半分冗談だとしても、「(工務店の)オヤジがノイローゼだ」と中間報告があった。工務店には補修依頼が殺到して、どこから手を付けてよいのか分からないくらい右往左往していたのだ。
まずは仮設住宅など公共の建築工事が優先され、次に放置しては危険な緊急を要する工事が優先されたはずだ。全壊した家屋は解体、半壊した家屋は危険除去、これが最優先。我が家はそこまで緊急を要しなかった。しかし放置していいわけではない。可及的速やかにしかるべき措置をとらなければならないのであって、遅まきながらオヤジがようやく顔を見せたのである。
世間を見回せば、かなり復旧工事が進んだ。屋根にかけられたビニールシートの大半がなくなった。まずは雨漏りがしないようにするところから工事が進められ、解体が終わって新築工事も始まったところもある。ようやく一部損壊家屋の補修工事に手が回るようになったのだ。
道路はひどい状態のところの舗装工事が進んだ。まだ熊本県内の道路は全体的に凸凹、ガタガタだけど、通行できない道路を通れるようにすることが優先される。道路だけでもあと5、6年は復旧工事を要するだろう。
道路は公共工事だからなんとかなるとしても、一般家屋が問題だ。資金がなければどうしようもない。その場合は売却したり放置したりして、なんらかの解決の方法を模索していると思うが・・・。
馬鹿言ってんじゃないよすぐ来て寒見舞




