1/14(土)1/15(日)が大学入試共通一次試験日。

受験生の皆さんには何といっても人生における一大事である。学歴が人生を決めるわけではないが、学生時代に出会った人々との貴重な体験が後の人生において何かと自分を支えてくれることもある。失敗ばかり続けてきた自分がエラソーなことを言える立場にはないけれども、受験生にはこれまで積み重ねてきた努力が報われるよう願ってやまない。

 

今と昔では色々な点で相当異なることが多いだろう。がねの時代の大学入試は一発勝負で、共通一次試験や推薦入学なんてものはなかった。いくつも掛け持ちして受験したものである。そして誰もが貧しく、団塊の世代のオシマイの頃で異常な競争率であり、学生紛争の余波が残ってもいた。

 

 

そんな時代にあって親たちはよくぞ学資を提供してくれたものだと思う。貧しくてとても学校に通わせてもらえるなんてありえないような状況だったにもかかわらず。人生のオシマイに近づいてきて思うのは、今は亡き両親への感謝である。自分だったらそこまでできなかった。

 

無論のこと若いときにはそんな殊勝なことを考えるはずもない。至ってのんきというか楽天的というか、人生をなめていた。それが若さの特権でもある。自分にとっては無駄に彷徨い続けた年月が懐かしくもあり、今から思えば貴重でもある。

 

EHエリックの「ヤングマン・プロミス、ザ・ビートルズ」ではないが、前途洋々たる若者たちに祝福あれ。

 

山茶花やセンター試験始まれり

 

P.S.

どうも変だなと思って調べてみたら、大学入試共通一次試験が平成2年からセンター試験に移行したという。スミマセン、そんなことも知らなくて・・・。

 

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