ドングリと蝶の写真を撮ったのは9/17(土)。
朝起きて天気予報を見たら、晴れだった。台風16号が九州に接近する土日が雨予報だったので、外出できないと諦めていた。しかし、台風16号のスピードが遅くて、影響を受けずに済んだのである。それではと、カミさんが洗濯物を済ませてから南阿蘇外輪山の地蔵峠に出かけた。
この前の冠ヶ岳の反対方向に南外輪山を軽く歩くことにした。地蔵峠からなだらかに登る道をゆっくり歩く。まだ咲いているマツムシソウの写真をとりながら・・・。
途中、ファミリーで歩く人たち、見るからに健脚の人、我々のような老夫婦、女性連れと出会った。
「え、もう着いたの?」
という感じで大矢岳に到着。
「これほど見晴らしのきく日は珍しい」
と何度も来たことのある人が言った。
阿蘇五岳が陽を浴びて、スポットライトを浴びたかのようにくっきりと山容を浮かび上がらせていた。高森方面に向かって伸びる南阿蘇外輪山がはっきりと分かる。外輪山の上には五家荘の山も見える。八代方面の山、八代海、宇土半島、有明海、島原半島、熊本市の金峰山と、ぐるりと一回り、全部見えるのだ。
有明海を挟んで普賢岳が見える。
これほど簡単に来ることができて、これほど眺望のきくところは他にない。その先の大矢野岳、馬返しには行かず、大矢岳から地蔵峠に引き返したけど、大満足だった。





