4/14(木)午後6時から松橋町の華月園にて”うき山の会”総会があった。
がねは1年前の総会において入会金、年会費を支払い”うき山の会”のメンバーになったのだが、それは正しい選択だったと思う。
”うき山の会”は月2、3回の定例登山があり、がねはその半数以上に参加してきた。定例登山の他に佐渡島縦走、新潟の谷川岳、苗場山遠征登山に参加した。遠征登山は誘ってもらったから参加できたのであり、自分ひとりでは行けなかった。
”うき山の会”は皆が前向きで積極的であり、かつ、民主的である。会議が終われば懇親会で、飲みながら大いに語り合う。その中で飛び出した4/29(金)大崩山(おおくえやま)登山計画に参加する旨の意思表明をして気を好くしての帰途、代行タクシー乗車中の出来事があの熊本地震だった。
後に前震と言われる一発目のドッカーン。
ただし、走行中の車が前後左右にアンバランスに激しく揺れたとき、何が起きたのか分からなかった。車に突然の異常が生じ、制御不能になったのだと思った。窓の外の道路標識が揺れているのを目にしたとき地震だと分かった。
その後のあらましについては既にレポートしたとおりだが、BPSDの心理症状とはかくやあらむ。揺れてもいないのに些細な振動にビクッと身構え、あたかも揺れているかのような恐怖を感じるようになった。
前震、本震を連続して体験した直後は、過敏だった。ちなみに総会で決めた大崩山も20周年記念登山で予定した燧ケ岳、至仏山登山も取り止めになった。(続く)

