二の岳の登山道はしばらく急な登りが続き、尾根道に至る。

尾根道はなだらかでほっとしながら歩みを先に進めると林道と広場のある個所に出る。

そこからさらに山道を歩き始めるとやはり急な登り坂が続いた。

“胸突き八丁”だとかいう表示板や樹木の説明板などがあって、その際立ち止まり休憩をとりながら歩き続ける。

山頂近くになると、どの山でも共通して最後の急登が待っている。

息を切らせて坂を登りきったところで二の岳山頂に至る。


落下
赤い椿
緑場


山頂には先客がいて昼の弁当を食べていた。

犬を連れた女性は「犬が引っ張ってくれるので助かっている。逆方向の三の岳から二の岳に来た。」という。

5人のグループは同じく野出登山口からやってきて、「昼を済ませたら引き返す。一人ベテランがいて他は初心者なので」。


二の岳
弁当
雲


さて、がねたちもどうしたものか、考えた。コースタイム50分のところを1時間以上かけて歩いたけれど、12時過ぎだから時間があるので、三の岳まで足を延ばすことにした。


二の岳山頂からぽっかり浮かぶ白い雲の下に三の岳が見える。すそ野を広げた山の形がいい。