どこにあるのかわからなくなっていたものが、小説「雪野」の他にもあった。
松尾芭蕉「おくのほそ道」の文庫本。
文庫本を旅行の友にしたり、外に出かけるときに持ち歩くことが多く、かなり使い古した後、紛失した。
それで、同じ本を新しく買ったのが数か月前のこと。
ところが、その新しい本がどこにあるのか、また分からなくなってしまった。
山、温泉、電車を利用しての出張、熊本市内での飲み会などのとき、時間つぶしと朗唱の勉強の一石二鳥なので、外に持ち歩く。
目的に応じて手荷物バッグが異なる。
バッグのいずれかに紛れ込んだに違いないと思う。
それで、山用のザック、出張用のカバン、温泉用のバッグなどを探してみるが、みつからないままになっていた。
これが見つかった。
その場所は、マイカーの左前にある書類収納スペースだった。
盲点を突かれたような気がした。車で移動するときには本を読まないからだ。
なぜそんなことをしたのだろうか。
山を歩き終えた後の温泉での休憩時間にでもあればいいと思ったのかもしれないけど。
意外なところから出てくるものだな。
前提として、何をどこに保管しているのか、これを忘れて記憶していないのが問題なんだけど…。
追加。
紛失したものが思いがけないところから出てきた例が他にもある。
それは・・・
それは・・・
なんだったっけ?
