10/27(土)夕方は高校の同窓会。


 前回の幹事会に出かけて、がね一人はしゃいで帰ってきたのだが、がねを除いて今度の同窓会本番に誰も行かないことになった。


 がねとつき合いのある同級生たちは、そもそも同窓会が好きではない。これまでも行かなかったに、なぜ行かなければならないのか。これが基本的なスタンスだった。基本は確固としたもので、変わらない。


 がね自身もホンの思いつきで幹事会にでたものの、それまで行く気がなかったし、行かなかった。木下君の顔を立てて今回までは参加するが、次回からはおそらくがねも参加しないだろう。


 同窓会と同じように、他の同級生との集まりなどもそろそろ整理した方がいいのではないか。はっきり言えば、呼びかけに不参加を表明しようと思う。


 これまで惰性で続いてきたが、会って話をしても何も変わらない。いや、いろいろと変わっていくのだが、求心力を高める必要性がない、目的がない、と思う。


 吉本隆明が新聞に寄稿していた文章に「小さく生きよう」という呼びかけがあった。これからは小さく、小さく生きることが大切だと。


 何となく、がねもそんな気がする。これからは人との交わりを拡大するのではなく、縮小する。時間も縮小する。方向として縮小することを考えて行かなければならいと思う。