今年の山歩きは大震災後の6月に尾瀬に行ったきり、その後、どこにも行っていない。


 九重山のときにはゴルフの予定が重なってしまい、ゴルフを優先させた。日頃、散歩もしないし、ゴルフ以外は歩いていない。さすがに野山を歩いてみたいという気持ちが満ちてきた。


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 休日でも身体が空いていることが少なくて、たまたま空いていても雨のことが多い。そうこぼしたら、「雨の中、かっぱを着て歩くのはおつなものですよ」という人がいた。その人は高校生のとき山岳部に所属して、いろんな登山を経験している。


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 なるほどと思った。雨の山歩きをやってみようかな。雨の山は滑りやすくて危ないというのが山に登らない理由。それならかつて登った山で危険が少ないと思われる手頃な山に登ればいいではないか。


 しらぬい登ろう会に入会してから山歩きをするようになったカミさんは、雨の日には山に登らないというしらぬい登ろう会の不文律を信じ込んでいる。


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 さて、そのカミさんを説得して宇土半島の大岳(おおたけ)に登ろうと密かに考えていたのだが…。(続く)