3333段の石段周辺のウォーキング、まだ〆が終わってなかったので・・・。


 石段の周りをぐるりと回るように林道があります。石段を作るとき、工事車両用に作られた道のようです。石段に吸収されるように、この道が終わるのが、1700段目あたりになります。


しらぬいのがね-快晴でした


 林道を歩く途中、木陰の湿ったところで蛇に出くわしたり、アザミもそうでしたが、いろいろな花や樹木を目で楽しみながら、急な上り坂を息を切らせて、立ち止り、休憩をはさみながらのウォーキングでした。


しらぬいのがね-砂防の堰


 山肌は火山灰が固まった凝灰岩でできているようです。緑に覆われているから分からないのですが、数年前の集中豪雨のとき土砂崩れを起こした跡が補修されていました。その後も小さい土砂崩れが起きているようでした。自然の営みに逆らってでも補修しなければ、平地に暮らす人々の集落が土砂にのみこまれてしまう恐れがあるのです。


しらぬいのがね-土砂崩れ補修工事


 私たちが歩き始めたとき、椅子に腰かけたばあちゃんが「運動してきなっせ」と声を掛けてくれたように、汗を流して日ごろの運動不足を補い、気分をリフレッシュ、おにぎりを食べて、帰るだけ。日本一の石段と銘打たれた中央町の石段の半分くらいまでを歩いて、つかの間のウォーキングに満足したのでした。