マーケティングとは② | 個人商店の売上をアップ/商売繁盛よりも笑売繁盛のお店へ

マーケティングとは②

・・・ということは、考えてみれば、普段から
経営者がやっていることですよね。

少なくとも流行っているお店の経営者は、間違いなく
考えていると思います。
売り上げをあげるにはどうすればいいか、今なにを
するべきか…。

違いは、計画をたてて意識的に商売をしているか、
ただなんとなく感覚で毎日商売しているか・・・では
ないでしょうか。



以前わたしが勤めていた看板屋にいた、職人さん。

それ人は以前は、自分で看板屋をやっていたらしいです。
その時は設置専門でやってたらしいんですが、当時は
なんと言ってもバブル全盛期!
放っておいても仕事がわんさか来てた時代です。

仲のいい業者から、
「仕事回すから、自分で商売やりなよ~」
と言われて、ハイハイ~ってな感じで独立したとのこと。

そんな時代だったから、それこそ見積りなんかも、
言い値でそのまま通ってたらしい。
だから何をやるにもドンブリ勘定でいいかげん…。
あの当時は、その状態がいつまでも続くと思っていた…。

でもそのうちにだんだん景気が悪くなってきて、ついには
どうにもこうにも首が回らなくなる、そしてとうとう…
とのこと。


その人がよく言っていたのが、
「あの業者のせいなんだよな~。急に仕事をくれなく
なったんだから。」


はたして本当にそうでしょうか。

何も考えずに回ってきた仕事だけをやり続ける…確かに
生涯絶え間なく、単価も下がらずに仕事が回ってくる
のなら、それでもいいのかもしれません。
(それで仕事が楽しいかどうかは別にして)

でも、そんなことはありえないのです。

昔のバブリーな時代ならいざ知らず、100年に一度の
不況の時代と言われている今、何も考えずにお店を
経営していても、やっていけるわけはないのですから。