2017年11月22日(水)

欧州公演9日目

テーマ:寄席風景

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6時半起床。もちろんまだ夜は明けていない。支度をして朝食をとりバスターミナルで今日案内してくれる学生さん二人と待ち合わせ。


アイスランド大学2年生の女子二人。また他の国の大学生達とも雰囲気が違う。いい感じに力が抜けていて気さくな学生さん達だ。チョコレートを買ってみんなに渡してくれたり気も利く子で嬉しくなる。


バスに乗ってトマト農家、間欠泉、グトルフォス(黄金の滝)、国立公園のシンクヴェトリルなどをまわる。


グトルフォスは「黄金の滝」と言われるだけあって素晴らしい滝だ。太陽の光を浴びてキラキラ輝きながら雪原を切り裂くように流れ落ちる滝を見ると改めて大自然の雄大さを感じさせてくれる。こんな景色は日本では見られない。絶景にため息が出るが、そのため息が凍る程寒い!!八甲田山の死の行軍とはこんな感じだったのかと師匠と話しながら歩いた。


世界遺産にも認定されているシンクヴェトリルはユーラシア大陸のプレートと北米大陸のプレートの境目にあたる部分で、まるでSF映画のような不思議な景色が広がる。大地の裂け目と言われるだけあり、なんだか地球が創造された頃にタイムスリップしたかのような荒々しい景色が広がる。アイスランドで映画の撮影が数多く行われる理由がよくわかる。


それにしても日が落ちるのが早い。一日がものすごく短く感じる。正直な事を言ってしまうとアイスランドの自然環境は厳しいと思う。冬は特に寒くて暗い。しかしそんな中でも夜明け前から学校に通う子供達がいるし、厳重装備をさせたベビーカーを押すお母さんがいるし、寒い中海水浴に出かける人もいる。我々と変わらない日常を送るアイスランドの人々の姿に、日本人以上に自然と共存する国民性を垣間見て人間の強さを知った。


その後ホテルに戻って少し休憩。夕食は在アイスランド大使館から御招待されているので、それまでの間部屋で休む。今回は大使公邸にお邪魔するので黒紋付に袴という噺家の正装に着替える。


尾籠な話で大変申し訳ないがそろそろ出かけようとした時に「グルルルル!」とお腹が痛くなる。袴を履いた後の便意ぐらい厄介なものはない。ドミノが完成する直前で倒すおっちょこちょいみたいなもんで、また一からやり直さなきゃいけない。結果羽織紐も結ばず袴を引きずりながら待ち合わせ場所へ走る。みんなに「慌てなくていいよ!」と言ってもらうがスタッフや先輩を待たせるのは後輩としてご法度だ。


慌てて袴を着けていたら喬太郎師匠が後ろを手伝ってくれた。こんな姿を楽屋の誰かに見られたら大目玉だ後輩が大先輩に着付けを手伝ってもらうだなんて関係各位本当に申し訳ありません。黒紋付を路上で慌てて着るのを見ていた見知らぬアイスランド人男性が「サムラーイ」と言っている。違う違う!こんな情けない侍ならハラキリして死んで詫びる。


タクシーで在アイスランド大使公邸へ。日本人の人ばかりを見るのはなんか久しぶりな気がする。この大使公邸はリースしているらしく持ち主はなんと僕も大好きなピアニストのウラディミール・アシュケナージ!びっくり!奥さんがアイスランド人らしい。知らなかった。


アイスランド大使の北川さんはバリトンボイスの素敵な紳士でとても素敵な方。参事官の佐藤さんは春風亭一朝師匠にそっくりで親近感を覚えてしまう。素晴らしい料理と楽しい会話でとても素敵な夕食会だった。


帰りのタクシーの中で喬太郎師匠から少し芸論を聞く。喬太郎師匠と馬場さんはもう一杯飲みに行くようだ。普段なら喜んで付いていくのだがお腹の調子が万全ではないので明日に備えて悔しいが今夜は早めに休ませていただく。師匠が別れ際に「こういう話をもっとしたいね」と言ってくださったのがすごく嬉しい。喬太郎師匠カッコいいなぁ。温かい気分で布団に入る。明日はいよいよ最終公演だ。がんばろ。お休みなさい。

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  • ”欧州公演9日目”

    このように素敵な喬太郎師匠・正太郎さん。 ともに、札幌に来ていただける嬉しさ。 今回のブログ記事からもお二人の素敵なお人柄がうかがえて、 温かくなる。

    牛若丸

    2017-11-23 19:26:54

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