有害な化学物質のサーキュラーエコノミーの事例です。 

 

一時期、韓国への輸出で問題になったフッ素ですが、その資源としての有用性はまだあまり認識されていないかもしれません。

しかし、やはり、資源の少ない日本では、その有用性がある。資源として大事にしなければならない。さらに、有害性も問題になっています。最近では、土対法で地下水や土壌でフッ素が問題となっています。

そもそも、資源としてのフッ素を大事に使って、全量回収し、再生することを原則とすれば、地下水や土壌の汚染もないし、大気や水質の汚染もないんじゃないかと思うのですが。

 

フッ素で多いのはフッ化水素などでしょうが、比較的大企業ではない企業で生産されているので、そういう企業に回収や再生の責任を負担させるのは難しいかと思いますが、まずは新規の大規模半導体製造工場(熊本の半導体工場など)などからフッ素の全量回収再生を始めてはどうかと思うのですが…ムリか?

 

フッ素の製造は、蛍石(フッ化カルシウム)と硫酸でフッ化水素酸を製造するので、たいへん危険性もあり、専門性も高いので、回収も再生も製造メーカーが担う方が妥当なように思います。

 

フッ素は環境上の問題の多くを占めています。環境省は調査や規制もいいのですが、サーキュラーエコノミーを推進する動きもサポートした方がいいのではないかと思いますが。

 

そう思いませんか…ね?