もしそうならば、それは伝わる情報になるだろうと思います。

情報開示で知らされる情報が目にみえる映像や画像の情報が一致している。そういうイメージです。

例えば、「水となんとか」という飲料メーカーだと伝わりやすいですよね。

端的に言えばそういうことです。

 

さて、自社ホームページやサステナビリティレポートで開示している情報が、

その企業の実態と合致しているか?と言えば、

それはイメージしにくいですね。

 

CO2排出量などはわかりやすいかもしれません。

エネルギーを多量に排出している企業や

製品がエネルギーを多量に排出している企業や

サービスがエネルギーを多量に使用する企業。

そういうのは伝えて欲しい情報、イメージさせて欲しい情報ですよね。

そういう観点で、それを中心とした情報開示。

いくつかのパターンがあるとサステナビリティレポートも読みやすいでしょうね。

 

エネルギー多量排出企業は、その製造プロセスやそのムダが無いか、改良はいつ達成できるかなどの情報を中心に、製品がエネルギー多量排出企業は、その製品のライフサイクルアセスメントや使用時のエネルギー消費量とその改善を中心に、サービスがエネルギー多量消費企業は、そのサービスに関して他サービスとの差異やその改善検討を中心に示して欲しい。

やはり、企業毎に伝えるためのストーリーのパターンがあってもいいですね。

 

で、実際には、開示されているサステナビリティ情報から、その企業の実態が見えてくるような企業はまだ無いというのが現状ですね。