売上高9位の日産自動車は、それに応じたレベルでホームページや統合報告書で情報を開示しています。
自動車メーカーらしい取り組みとして技術と「他社のやらないことをやる」というDNAが全面に出たPRとなっています。これが企業としての実績とマッチしているのかというところが企業としての課題でもあるんでしょうね。
特徴的な点として、
ホームページでは、「NISSAN AMBITION」では自動車メーカーとしての技術と意気込みがPRされており方針が伺えます。また、「グリーンプログラム2030」ではEVやLCAにより先進的な自動車開発をPRしています。2030年と具体的なスケジュールでの目標なのでわかりやすいと思います。できれば、もう少し先の姿もあると将来性が感じられるように思われます。
課題としては、特にありませんが、
イメージとして日産自動車の自動車を選択したくなるような誘導はあっていいのかなと思います。そのために、自社と自社製品の優れている点が明示できると良いと思われます。例えば、自社製品の方向性、自社の大気排出品質や水資源使用状況などです。また、日本の主要産業である自動車産業はもはや単にいい自動車を作っていればそれで済む訳ではないように思います。今後の少子高齢化をどうするかや国際競争力をどうするかなど、日本の課題に正面から向き合う姿勢は必要だと思います。そういった意味で、移動しなくて済む社会の構築に寄与する技術などは自社の将来の事業リスクヘッジとして小さく検討してもいいんじゃないかと思います。
興味がある方は、日産自動車のホームページの内容をご覧ください。
DNAを感じる企業の各種の素晴らしい取り組みを知ることができます。