売上高6位の日本電信電話(NTT)は、それに応じたレベルでホームページや統合報告書で情報を開示しています。新たな通信技術や生成AIなど、技術の先進性が伺えます。

 

 

特徴的な点として、

先進的な技術開発は先進的であり、将来に渡り、必要な技術と社会に必要とされる会社であることが認識されます。先進的な取り組みがわかりやすくなるように女性タレントによる紹介動画も理解を促進しています。

 

 

課題としては、

先進的な技術が顧客ニーズに適合しているのかは一般の方にはよく分からないので、先進的な技術開発が現在の顧客ニーズにも適合しているのかを示す必要があるように思います。先進的な取り組みを一般の市民に理解させることは難しいと思われますので、先進的な取り組みだけで無く顧客ユーザーのニーズにもしっかり対応していることも実績として示せると良いように思います。他の国に比較して通信の性能を上げるとか、コストを下げることとかは、社会的ニーズとしては常にあるため、その対応は見えるようにしておくことも重要です。また、日本国民の多くが顧客である会社であるだけに、マテリアリティの検討では、外部の有識者を活用して公明さや世の中の認識とのズレがないことを示しておくことも重要であるように思われます。

 

 

興味がある方は、NTTのホームページの内容をご覧ください。

各種の素晴らしいサステナビリティの取り組みを知ることができます。

 

https://group.ntt/jp/sustainability/management/