少子化で公立高校でも定員割れが続出していますね。二次募集しても定員まで集まらない。

高校から、専門学校や大学のルートはそのあり方を考え直した方がいいようですね。

 

教育の面から考えると、学ぶ目的がない生徒と教える目的がない教師とそれらの学校。それを支える教育委員会と文科省、そういうところが課題の一つだと思います。特に、高校レベルでは、それが如実になっている。高校レベルの学習では、やはり学ぶ目的が必要なんじゃないでしょうか。

医療をしたいから、薬と人体を学ぶ、そのために、化学と生物を学ぶとかで、東京大学に入りたいから、化学を学ぶではダメなように思う。

農業したいから、気候や土を学ぶ、そのための幾何や経済。

営業したいから、化粧を上手くしたいので、美術や生物を学ぶ。

地方行政したいから、地域の歴史を学ぶ。

高校レベルというのは、そういう目的を持ちつつ学べるようにした方がいいのではないでしょうか?

教科書とそれを語る教師だけでは、それで学べる聞くコミュニケーションレベルの高い生徒はいないように思います。

 

もう一つ、就職の面、採用側から考えると、少子化で採用が難しくなっている。人材難です。

 

そこで、インターンシップやアルバイトを推奨して、外国人の技能実習生だけでなく、高校生にもそのような実務経験をさせ、大学入試も推薦入試を多くしていく、16歳からの部分就業体験で、高校生の学ぶ目的の明確化を行い、高校教育の効率化と地域での就職者の確保を図ってはどうでしょうか?

今の高校教育では、卒業生は地域を離れてしまいそうです。

人材派遣会社が高校経営してもいい、地方行政も派遣先として参加して、若者の能力と地域のサステナビリティを共に解決すべきように思いますが…。