サステナブルな企業の思考として、基本的な要素が立ち位置だ。

それがブレていると思考がブレる。取り組みの意図が見えなくなる。

 

立ち位置のX(横)軸は、企業とその客体に対する影響の作用と反作用

Y(縦)軸は、企業がその客体の一部として振る舞うとして、その企業のあり方

このXとYである。

 

客体としては、

自然環境や社会やウェルビーイングであり、細かく考えれば気候変動、労働環境、経済活動である。

 

例えば、客体を自然環境とすると、

X軸;自然環境に対して、自社が与える良い影響は何か、どの位か、それをいつまでにどうするか。

Y軸;自社が自然環境の一部として、自社はどういうスタンスでいつまでに存在しようとするか。

そして、XとYを開示して共有することである。

 

こういう立ち位置をSDGsとウェルビーイングの全てについて議論して定めておく必要があると思います。

それがサステナビリティ経営の根っこになります。また、これが無いとサステナブルであるように見えないようです。

やはり、マテリアリティの決定だけでは不足なように思います。