日本国内での食料自給率は38%と言われています。

ただ、地域によって差はあるでしょうが、県内の食材が70%の給食という地域もあるそうです。38%に対しての70%は倍で高いのでしょうが、肉や魚や果物や小麦などは地域のものでできていないということでしょう。

 

地域のベースとしての文化や組織化や労働の受け皿として、また、環境保護、観光資源の産出のためにも、また、安全で安心な健康維持のためにも、農業を振興する必要があると思います。さらに、幼児の自然体験の一部としても、地域の特色の争点としても、農業は必要だと思います。

 

何を今さらでしょうが、やはり、山奥に行けば山の物、海の近くに行けば海の物、川の近くに行けば川の物が食べたい。組み合わせの妙で、その土地にしかないものを食べたい。

それが、文化であり、観光資源であるように思います。

全国チェーンばかりをありがたがるのも否定はしませんが、まるで日本はもう東京だけでいいと言っているようなものという感覚というのは間違いでしょうかね?

 

食に関して言えば、誰も飢えることがないだけでなく、健康に寄与するだけでなく、きれいな水、働きがい、教育、環境、気候変動、平和など多くのSDGsに関連のある重要な未来の要素であるように思います。単に、農業なんて面倒くさい、食料は輸入すればいいと言うのは計画が無さ過ぎであるだけでなく、多くの損失を被ることを認識すべきでしょう。日本で農業を手放せる都市があるとは思えないですね。

農業は単に経済活動ではないように思います。

だから、公務員にしてはどうかと思います。兼業でも、パートタイムでもいいので。