少子高齢化社会で、日本人は皆一人で暮らそうとしています。世界で一番。

 

そういう方向では戸籍制度よりマイナンバーなんでしょうが、その方向での制度設計をすればいいのかということは、本当にそれでいいのかを考えた方がいいように思います。

 

医療費の高騰に対応して、高額医療費免除の仕組みを変えようとした政府ですが、やはりヒトが病院で最期を迎えるというシステムだと医療費は高額になってしまうので、「病院で最期を迎えない日本人の生き方」や「自宅での臨終の仕方」をしっかり考えた方がいいと思います。

 

そのために、血縁関係がなくても同居して世帯となるとその分は割り増しで税額控除や保障が受けられる仕組みや共同生活を前提とした都市中心部や駅周辺の都市建設設計、また、保育や介護や医療が自動車や電車の利用なしで日常生活を送れる都市設計など日本人の生き方のベースを考え直して、安心安全な生活を支える制度設計を推進する計画を行うことを高額医療費の問題を議論する前に議論してほしいなと感じるのですが…。

 

サステナブルな社会はヒトの安心安全な生き方がベースとしてなければしょうがないように思います。