大企業ではサステナビリティ経営を行なっているらしい。
ただ、ここで言うところのサステナビリティとは、自社の事業が継続することと考えているふしがある。
サステナビリティとは、日本語では持続可能性であるので、企業の持続可能性と考えるのも無理ないかとは思うのだが…
やはり、ここは社会全体の持続可能性を企業も考えて経営すると言うのが正解だと思う。
自社の事業が継続するとかを考えていると、社外から見たときには違和感があるだろう。
さて、その社会全体の持続可能性とは何か?
その定義も必要だろう。
ヒトが幸せな生活を継続できるようにする。今、幸せな生活ができていないヒトがいればそのヒトは幸せな生活を送れるようにする。
まずは、日本国内で。そういうことかと。
日本でヒトが幸せな生活を過ごせるためには、ヒトが暮らす環境が整備されていなくてはならない、自然が保護されていなければならない、そうして安心で安全な暮らしができる。経済的なことも必要だろうし、人権が尊重されるとか社会的なことも必要だろう。
そういう経済、環境、社会といういわゆるトリプルボトムラインが重要になってくる。
それに、企業として何ができるかを検討し、追求した結果としてのサステナビリティ経営なのだ。
そういう感覚がずれている企業を時々見かけるような気がするのが、少し不安だが…。