東日本大震災から14年経過して今なお避難している方が2万7600人いらっしゃるらしい。
自然災害は必ずある、過去にもあった、それでも社会が持続可能であるために何が必要なんでしょう。
やはり、生まれた町で地域社会を形成して暮らしていけるというのは不可欠な要素であるように思います。
例え、緊急事態があり、避難しても、すぐに元の状態に戻れるとか、最重要項目であると思う。
したがって、その最重要項目のために、国も市民も企業も貢献しなければならない。
企業にとっては、それもサステナビリティ経営の根幹である。
地震が起きても、比較的地盤が強いところに地域社会がある。
大雨が降っても、地面が吸収する、適所で氾濫させる。そして地域社会が守られる。
そういうことは基本だろう。
地盤が弱いところに住宅やビルを建設したり、
河川の上流から下流までの流速を速める工事を請け負うゼネコンはサステナビリティ経営ができているとは言い難い。
地域社会も14年消失していたら、再生は難しい。震災の教訓として、対応すべき課題である。