でも、食レポって難しいですね。

食べてすぐ説明するなんて、感想を言うなんて、とてもできないですよね。

また、後から思い出そうとしても、私の場合、ほぼ忘れてます。


まあ、食レポなんて一生しなくてもすむとは思うけどいつか役に立つこともあるかもしれませんし。


そこで、今から、とりあえず、やってみます。あくまでも、仮想のシミュレーションですが



🔷前提


店名「ウサギα


千葉県総武線沿線

✖️✖️駅から徒歩5


店休日

月、水、金、日曜日


営業日

火、木、土曜日


営業時間

午前10時から午後2時まで

(入店時間)


従業員:2名(1名はアルバイト)


席数:カウンターのみ8席、席色は焦げ茶


:アイボリー、暖色系白


お椀:黄色みのある暖色系白、底にウサギのマーク


メニュー「中華そば」1200

大盛りなどのオプションなし


トッピング

「追加煮チャーシュー」400

「煮卵」300円、「煮ワカメ」200

他のオプションはない。



コンセプトは、


「ウサギα

昼メシを提供するのではない、

美味しい中華そばを食べてもらいたいのだ。そのために最善を尽くす!」



中華そばの内容


:目立たないが全粒粉、角のある自家製中細麺


スープ:豚骨、ラード、玉ねぎ、にんじん、長ネギ、


タレ:特製もろみしょうゆ、チャーシュー煮汁込み


チャーシュー:大きめ豚バラは5センチ✖️10センチでホロホロとトロける、

 半分くらいの大きさの豚ロースは特製もろみでしっかり味染みで噛むほどにもろみの香りが鼻に抜ける。


自家製メンマ、柔らかいが歯応えあり、長さ4センチ、3


自家製ナルト、きれいなウズマーク、サカナの風味、厚さ2ミリ、2


自家製チンゲンサイのぬか漬け、ほのかな塩味、ぐじゅっとした歯触り、長さ4センチ、2


営業時間は午前10時から午後2時まで入店可能、4時間。閉店は午後2時半頃。



以下、食レポです。(仮想)


第一ターンの10時入店。

ほんの少しだけ、肌寒い日。

身体はラーメンを、

いや、ラーメンの麺とスープとチャーシューを求めている日。


全てのトッピング煮卵と煮ワカメを付けて注文、手際よく5分足らずで提供された。1700円、見るのも、臭うのも、食べるのにも気合いが入る。やっぱり貧乏性なもんで。


お椀は少し深めで保温性が良さそう。ちょっと重め。

豚肉、しょうゆ、魚貝系の香りが三位一体で鼻腔を撫でる。


お椀に佇むコンソメもどきのスープは中に入った全粒粉の細麺に薄く茶色のグラデーションを与えている。


ひと口スープをすする。

な、なんじゃこりゃ??

豚骨、魚貝、野菜、さらにしょうゆ?

旨みが時間差で舌とのどに優しく触れる。

だ、出しの暴れ太鼓??


も、もうひと口。

今度は違う順で感じる旨み⁈

キリがない。


麺もひと口。

旨みのスープをたっぷり吸っているような気がする下の方の麺を啜ってみる。


うーまいっ!

このスープとこの麺!!

この組み合わせしか無い!

ような気さえする。

スープのしょうゆと旨み、

麺の小麦と香りがバランスがいい。


最大の存在感を示すチャーシューに箸を入れてみる。半分にちぎれた。

厚いがホロホロだ。

見た感じは柔らかいだけかもと思ったら、いや、100%味染み系のチャーシューだ。


再びの麺、そして三度のスープ。

いや、最高なワンセット!


次は、ちょっとメンマにいってみよう!

チャーシューとは、同じかと思ってたらまた違うしょうゆの旨み!

しかも、柔らかい歯応え!

弾力性がある。


そして、麺、スープ。

今度は喉ごし重視で食す。

すすると麺の角が舌に顎にスープを連れて行く!


さて、珍しい具と言えば、このチンゲンサイだろう。

ひと口大に刻まれたこのぬか漬け。

塩味がスープのしょうゆを甘くしている。


す、スープをもうひと口。


さらに、麺を。


もう一度、チャーシューに戻る。

今度は、小さめのロースを口へ。

柔らかいが味が染みている。

これは、また、甘いしょうゆ、違う出汁。まるで違うチャーシューだ。


さらに、麺。

さらに、スープ。


さてと、

ナルト行きますか?

ちょっと大きめですよね!

ちょっと、黒胡椒を感じる??

いや、違う⁈

(実際には、黒胡椒ではなかった)


さあて、主役の次は、バイプレイヤーですよね。(ここで、グループサウンド風の音楽がボリュームアップ)


出てこい!煮卵!

キレイな濃いオレンジの黄身。

白身の表面は、しっかりしょうゆが染みている。

一つの卵が半分になって、

スープでしっかり浮いている。

白身の歯応えこれこれ。

黄身の温度温か過ぎず、冷た過ぎず。

舌の上で優しく通り過ぎた。

そして消えた。よし、くど味無し!とろみ有り、なめらかさ有り!


さらに、麺。

さらに、スープ。


さあ、さあ、最後のバイプレイヤーは、

お前だ、煮ワカメ!

ぬめっと感がどうか?

いや、しっかり感!

歯応えとむしろしゃっきり感!

いや、サクッと感!

噛んで音がする感じ。イヤもうしてる!

東北地方の出らしい。コイツはメジャー級だ!O谷レベルの爆裂音!


さらに、麺。

さらに、スープ。


麺、スープ、具のマリアージュ。

このマリアージュが全て違って、

全てがアンコールのシュプレヒコール!

グルグル回るマリアージュで、

どれを最後にもってくるのか?


それが、今のオレの大・問・題!!


普通なら、当然ロースのチャーシュー。


けど、今日は、今日の日は、

ナルトの渦に身を任せたい!?


ナルト、麺、スープ!

大!三冠王!!


碗の底には、今日もウサギのシルエットが笑ってる!?


次は、メンマか?チンゲンサイか?

いやいや、やはり、チャーシューだ!


気がついたら、

本当に気がついたら、

麺も、スープも消えていた。

粉の一つも残っていない


いただきました、ごちそうさま。


来週も来ます。

よろしくお願いします。

ありがとうございました。


世界が平和で、私がこのラーメンを食べられますようにと願わざるを得ない。


合掌。



P.S.

このラーメン屋は全く儲けようとしていない。大丈夫か?


以上、妄想の食レポでした。



考えてみると、こういうラーメン屋でこういうラーメンが食べたいんだと気付きました。

今度、千葉に行って、総武線沿線で降りてみて、そういうラーメン屋さんを探してみたいと思います。笑

孤独のグルメをリスペクトしている感がありでした。(完)