藤井聡太さんは滅多に負けない。
通算では、5勝1敗ペースで勝ちまくっている。
今年は6勝1敗ペースに迫ろうかとしていた…が
やはり…勝負師、羽生さんである。
1日目で差をつけて、
うなだれて、逆ギレしてくる藤井さんに、最後までキッチリ対応するというのが、藤井さんに対する勝ちパターンだ。
先手番で、浮き飛車が横に動くのは最近の羽生さんの最強パターンのように思う。
次の第3戦は藤井さんが先手番である。
ここにも、羽生さんは圧力をかけてくるだろう。研究成果を出してくるだろう。
それも楽しみだ。
また、その次の第4戦は、おそらく今回の第2戦のように進むだろう。藤井さんと羽生さんはそういう方たちだ。
少なくともあと3回の対局がこの王将戦にはある。最長で5回だ。
これからの時代を作る藤井さんと
これまでの時代を作った羽生さん
二人のタイトル戦は
今後、1局も見過ごせない。
全てが伝説の対局になるだろう。
実力制名人が誕生して以来、
将棋界で最高峰のタイトル戦と言っていいと思う。
木村、大山より、
升田、大山より、
大山、中原より、
中原、谷川より、
谷川、羽生より、
ゲームとしてのレベルは高いのではないかとさえ思う。
それは、かつて見たことのない景色。
しっかりと目に焼き付けたい。
オヤツと共に。笑