そもそも、教養とは、
宗教や哲学や倫理の違いを理解し、
技術の可能性や確率を想像できることだと思う。
よって、理系の方は前者が不足しがちで、文系の方は後者が不足しがちである。
だから、文系と理系を分けてはならないと思う。
教養のある人は、理解している。
平均的な人なんていないし、
全くのクリスチャンも仏教徒もいないということを。
現実はそれらのグラデーションであることを前もって知識としてもっている。
正確な判断をする際には、考える範囲を限定し、数学的な検討で瞬時に判断し、
現実の認識を修正していく。
特に、第二次大戦後の日本のシステムは、アメリカが、
自国を超えて行かないように、
自国に反抗しないように
あしらえたものである。
ベストでないのは当たり前である。
政治、マスコミ、教育、家族のあり方などなど。
教養を身につけて、改善すべきであるのは言うまでもない。
これからの課題であると思う。