棋王のタイトル挑戦者まで、あと1勝となった。
佐藤天彦さんに勝利すれば、いよいよ渡辺棋王への挑戦だ。
渡辺棋王からタイトルを奪取すれば、いよいよ6冠獲得だ。
そして、現在のA級順位戦で一位となれば、いよいよ渡辺名人への挑戦だ。
渡辺名人からタイトルを奪取すれば、いよいよ7冠獲得だ。
ここまでは来年の春までのこと。
さらに、さらに、
王座戦で挑戦者となり、
いよいよ永瀬王座への挑戦だ。
永瀬王座からタイトルを奪取すれば、いよいよ、いよいよ、夢の8冠制覇だ。
羽生さんの例に倣えば、国民栄誉賞だ。
これは、全くうまくいくケースで、
現有のタイトルを奪われることを想定していない。
確率的には1割程度とのことらしい。
ただ、藤井聡太さんは、これまで11回のタイトル戦で、
一度も負けていない。
挑戦すれば、全部のタイトルを奪取し、防衛してきた。
ネックとなるのは、挑戦までがトーナメント戦となる王座戦であるのは周知のことで、ここにはやはり運も必要だと思う。
過去の王座というタイトルの保持者といえば、中原さんや羽生さんが有名で長くタイトルを保持していた。
藤井聡太さんが王座戦でタイトルを取れるかが、8冠の全冠制覇の鍵となる。
私の予想では、
広瀬8段との竜王戦、羽生9段との王将戦でしっかり消耗したツケが、
来年の王座戦トーナメントで出て、
来年は7冠制覇までと思っている。
もちろん8冠制覇は応援したいし、早く見たいとは思っています。
さて、まずは棋王戦ですね…。興味は尽きないですね。