日曜日に完全試合を達成してしまった。
やってくれるに違いないと思っていたが、こんなに早くやり遂げることになるとは驚いた。
大船渡高校の時代から、日本中の注目されて、日本人の高校生としては最速のストレートはどこまで通用するのか期待されていた。
高校生最後の甲子園を目指した岩手県予選、準決勝で完投した佐々木投手は決勝で登板せず、チームはあっさり敗退した。
当時、あと1試合投げれば、甲子園に行けるかもしれないなら、登板すべきだという声も多かった。
私は、登板しなくていいと思っていた。
将来もっと大きな舞台で、活躍してくれることを願った。
そして、彼はやってくれた。
けど、これで終わりではない。
彼は、バッティングも素晴らしいが、二刀流はしないだろう。
ピッチング一本で、日本やメジャーで、大活躍して欲しい。
彼は父親を東日本震災で亡くされた。
そういう意味で、彼の活躍は復興のシンボルでもある。
彼はそれを望んでいるかはわからない。
でも、彼は震災復興のシンボルだ。
復興で傷ついた人たちの期待のシンボルだ。
ぜひ、記憶にも、記録にも、残る大活躍を期待したい。
401勝して欲しい。
メジャーに行くだろうから、300勝くらいか?
170キロのスピードボールか?
皆で応援したい。