そもそもカーボンニュートラルの考え方が間違っている。

地球温暖化という問題は、もしかしたら事実だとしても、それだけを考えて解決しようとする考え方では、地球をサステナブルな存在とできるかどうかは怪しい。


やはり、総合的な視点が必要であると思う。


日本のカーボンニュートラル戦略も同様で、総合的な視点が必要である。


現在、日本は、国際的な取り決めを前提として、化石エネルギーの使い方や自然エネルギー()の製造を皆で進めようとしているが、まるで間違っているように思う。


もう少し日本の現状と未来をしっかり総合的に考えてみるべきだ。


現在の政府戦略は、大雑把に言えば、

空き地や山地に太陽光発電を設置し、

自動車をEVに変換しようとするものだ。


それでは、だめだ。


日本は、地震や大雨が多い、気候や周辺の海洋で自然の恵みがある。

これ以上、山地を開拓し、海洋を汚染する行為は、日本の優位性を損なう。


現在のエネルギー消費を極限まで削減し、自然の恵みをより保全することを考えた方が良いと思う。


コロナ禍で、日本は出張や通勤や通学にムダが多いことに気付いた。

飛行機や鉄道の運行にムダが多いことに気付いた。

自動車の運転のムダに気付いた。


日本の自然を破壊してきたのは、

電力会社(水力発電のダム、原子力)、道路(高速を含む)JR、製鉄会社(海岸)、自動車会社等である。

もちろん、これらのおかげで、日本は先進国でいられたのかもしれない。


(知らなかった日本国民のせいでもあるので)過去の罪を償って欲しいとは思えないが、これからの日本の未来を考える上では、エネルギーの使い方や作り方、日本と日本人のあり方はしっかり考えた方が良いように思う。


日本人はEVを選ぶという選択肢だけでなく、自動車を使わずに済む、保有しないという選択肢も必要な気がする。


現在、日本の山は太陽光発電や風力発電で破壊されている。(地元の大学教授が承認している。)だから、クマやイノシシやシカが町に現れる。


あまり時間はないように思う。しっかり考えるべきだ。