藤井聡太さんが竜王を奪取し、十代での将棋四冠となった。
プロ棋士になって、既に5年経ったが、ずっと勝率が8割超えは桁違いの強さだ。
勝率が6割超えると、勝負の世界では一流である。
プロ将棋もそうだ。
7割超える棋士は存在しなかった。
20年前までは。
初めての勝率7割の棋士、それが羽生さんだった。
その20年後…
初めての勝率8割の棋士、それが藤井聡太さんだ。
藤井さんは、もし負けたら、それがニュースになる史上初のプロ将棋棋士だ。
強いプロ将棋棋士の一般的な条件は、
1.圧倒的に終盤が強い。
つまり、詰将棋が圧倒的に解ける。
詰みを発見する能力が段違いである。
2.大局観が鋭い。
つまり、これからの戦略をどうするかの読みが正確である。構想力がある。
3.序盤の研究をたっぷりしていて、最新の情報を持っている。
つまり、勉強している。
さらに、これまでは、メンタルの強さも大事だと考えられていたが…
藤井聡太さんは、上記の1〜3が段違いなので、メンタルの強さが必要かどうかわからない。
いや、むしろ、メンタルこそが段違いなのかもしれないが…
藤井聡太さんは、3条件共にトップレベルである。
このまま行くと、全8タイトルの獲得もあるかもしれない。
いや、プロ将棋で、夢が見れるとは…
素晴らしい。
ただ、ちょっと残念なのは、プロ将棋界が日本だけにしかないということくらいですかね。囲碁と違って。
他にも、興味あるのは、いつまで、この8割という高い勝率が続くのか?
対局中にどんなスイーツを食べるのか?
楽しみですね。