新型コロナはまだ絶賛課題対応中です。
まだ、課題の対応していかなければならないし、施策に協力していかなければならない。
まだ、振り返る時期ではないかもしれないが、現時点で感じることを記しておきたいと思います。
一番強く感じていることは、「科学的対応が取れなさ過ぎ」ということです。
皆が皆、科学的である必要があるとは思いませんが、「科学的対応が不足し過ぎ」だと感じます。
これは、政策の検討者や決定者や検証者に科学的能力が不足しているのでしょう。
具体的には、厚生労働省や政府関係者やマスメディアに科学的能力が不足しており、そのため、相互に科学的な意見交換が行われていないのだと思います。
科学的能力を持っている条件は、学生時代に科学的な基礎訓練を受けていることに加えて、社会人になった後も継続して科学的実務を行いその能力を維持向上させている必要があると思います。
具体的には、
学生時代の科学的訓練とは、実験によるレポート作成など。
社会人になった後の科学的実務とは、仮説設定により実験や実務を行い、その検証を数値で検証しレポートを作成するような経験など。
ざっくりした言い方をすれば、「理系の勉強を行い、それに準じる業務を継続させている」人たちであることが必要条件だと思います。
日本には「理系と文系」というカテゴリーがあり、条件を満たすのは理系と言われる人だけです。かつ、「社会人が仮説を立て、数値で検証している」という業務を継続して行なっているスペシャリストであるというもう一つの必要条件を満たすのは容易ではありません。
諸悪の根源は文部科学省であるのは間違いないです。
文系というカテゴライズは日本のために辞めた方がいいと思います。
科学的な検討や判断や検証を理解した関係者によりしっかり議論しないとこれからも日本の課題は科学的に実行されることはないように思います。その時の風潮や勢いなどで判断が決定されていくのでしょう。
それでいいのでしょうか??
それで日本の優位性は維持できるのでしょうか??
日本には、もちろんノーベル賞を受けるような頭脳もありますが、科学的な思考をまるで理解できない人も行政や立法や司法のトップに行く可能性があります。というか、むしろ、そういう人がなっている事例が多過ぎるように思います。
なんとかしたいですね。
皆でなんとかするしかないですね。
知恵で戦うしかないです。
基本的なことですが。
口から適当なことを言っていて、国のリーダーである。なんてことはないようにした方がいいと思います。