『東郷平八郎伝～勝って兜の緒を締めよ～』～東郷神社に行って来ました♪～

先日、後輩の結婚式で原宿まで行って来ました。ホント、何年ぶりの原宿だろう、お上りさん気分で行って参りました～。

後輩の晴れ姿の楽しみに加えて、式場が東郷記念館ってのも気になっておりました。東郷神社に披露宴の30分前に到着。そしたら、自分の後輩が親族に囲まれながら、ちょうど東郷神社の前で、写真撮影をしておりました。お嫁さんと寄り添っている姿をみて「幸せそうだなぁ～」と遠くから微笑ましく眺めておりました。

後輩の写真撮影が引けたのちに、東郷神社をパチリ。

東郷神社の東郷とは日露戦争で活躍した東郷元帥のこと。司馬遼太郎著作の『坂の上の雲』を読んで以来、日露戦争で活躍した人物には興味を持っています。

また、我が地元・横須賀の一大（？）観光スポットである三笠公園、一昨年の年末から『坂の上の雲』がNHKで放送されて以来、訪れる方が急増しております。公園内にはバルチック艦隊を撃破した記念艦三笠があり、何度も足を運んでおります。最近では自分は記念艦三笠よりも公園の隅にあるに売店に立ち寄り、三笠の関連本を購入することを楽しみにしております。

前回、訪れた時に購入したのが、コチラ…

『東郷平八郎伝～勝って兜の緒を締めよ～』

東郷平八郎の生い立ちと活躍が綴られています。
日露戦争の活躍し帰国、凱旋時に「東郷大明神」という幟がみられたという話からも、バルチック艦隊撃破の功績は大きく、次第に神格化されていきました。本人は生前東郷神社の話が出た際「俺を神様にするつもりか」と激怒されたとのこと。しかし、元帥が逝去されると、国民の中に自然発生的に神社をとの気運が高まり、東郷神社が創設
されたと本書には記されています。

また、本書の副題でもある「勝って兜の緒を締めよ」は連合艦隊解散の辞の結びで用いられ、世界中に紹介されおり、アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトは特に絶賛しています。

「神明は唯平素の鍛練に力め戦はずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に一勝に満足して治平に案ずる者より直に之を褫ふ古人曰く勝って兜の緒を締めよと」